中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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蒟蒻について

貴州省ではよく蒟蒻を食べるようで、自由市場や農村で定期的に開かれる「市」でも蒟蒻が売られているのをよく見かけます。鍋にも入れますし、炒めたりして食べるようです。

貴州省銅仁というところで鍋を食べたとき、このように蒟蒻が出てきました。日本の蒟蒻より柔らかく弾力はありませんでした。
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蒟蒻芋は、6世紀中頃に中国から日本へ伝わったそうですが、「蒟蒻」は中国語ではどのように発音するか辞書で調べたら蒟蒻(ju 三声 rou 四声)と発音するとのことで、 別名は魔芋とも言うとのことです。

昆(草冠あり)蒻とも言い、中国語では、この場合はkun rouと発音するので、蒟蒻はその音が転訛したものではないかというような説明があります。確かに蒟蒻という漢字を「コンニャク」と読むのは私も不思議に思っていましたが、このkun rouが転訛したという説はうなづけるものがありあます。

農村山村文化協会から「世界の食文化」という本が全20巻シリーズとして出版されてますがその第2巻は「中国」 周 達生著です。その著作の中に「今日の中国でコンニャクの産地、実際に食べられている所は、主として四川省、湖南省、広西チワン族自治区、貴州省、雲南省など限られた地域である」と書いてあります。(p18 世界の食文化 2 中国 周 達生著) また、この本の中には国立民族博物館に研究に来ていた中国人が「おでん定食」を食べる時、偶然席が同じになった著者におでん定食のコンニャクを指し「これは何ですか」と聞いたとの話も書いてあります。

中国全土から見ればかなり限られた地域でしかコンニャクは食べられていないこともあり、中国語のネットで見ていると「蒟蒻」は何と読むのか、蒟蒻とはどんなものか、蒟蒻粉は何処で買うことが出来るのかなどとの書き込みをよく見ます。

もっとも最近では中国でも「魔芋干」や「魔芋面」などという日本では見かけない様な蒟蒻加工食品もあるようです。中国語ネット上には蒟蒻粉にお湯を加えて食事前に飲むと糖尿患者に効果があるとも書いてありますし、ダイエットしたい人はやはり食事前に蒟蒻粉にお湯を加え飲むと良いとも書いてあります。

こちらは西江千戸苗族の村の「市」で売られていた蒟蒻。一個2元
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by sakaijiu1 | 2009-06-18 00:24 | 貴州の食べ物