中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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蕨について

貴州省に住む少数民族は蕨も良く食べるようです。「農貿市場」と呼ばれる市場や、農村の「市」で売られているのを良く見かけます。凱里市内の「農易市場」でも蕨が売られているのを見ましたし、西江千戸苗族の「市」でも蕨を売っているのを見ました。

「世界の食文化」(農村山村文化協会)第2巻「中国」 周 達生著の中で著者の周氏は「雲南省や貴州省ではワラビの「蕨や」ドクダミの「ji cai  蕺菜」を採集して食べるのだが、・・・・中略・・・・ 。前者は俗に「蕨菜」というが、貴州省のミャオ族の人々は、よくその塩漬けにしたものを食べていた。」と書いています。私は未だそのミャオ族が食べる「蕨の塩漬け」を食べたことがないのですが、機会があれば一度是非食べたいと思っています。

この「世界の食文化 中国の巻」では「蕨根粉」については残念ながら触れてません。貴州省に住む人から「蕨」については主に二通りの食べ方があり、その一つが「蕨根粉」という食べ方と教えてもらいました。この「蕨根粉」は蕨のでんぷんから作った麺です。食堂で「蕨根粉」と頼むと出されますが、「蕨根粉」は「鍋」に入れたりもするようです。食感は日本のトコロテンのような感じですが、乾燥した「蕨根粉」は、日本で言うならば「蕎麦」のような色で、束にしてスーパー等でも売っていました。

これが「蕨根粉」 トコロテンのような食感で、このときは鍋の中に入れる食材としても出されたものです。ここままタレと絡めて食べても美味しいです。
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貴州省ではやはりドクダミの葉はあまり食べないようで、「世界の食文化 中国の巻」でも貴州省ではドクダミの根は食べるが貴州ではドクダミの葉を雲南省や四川省ほどは食べ無いようだと周氏も書いています。

ドグダミの葉のサラダ 上海の四川料理に行った際に食べたドクダミの葉。残念ながら料理の名前は忘れました。
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「中国東北の旅」 村山 孚著(徳間書店)の中で著者の村山氏は中国の佳木斯市のホテルに泊まった時に朝食に「蕨の炒め物」が出てきて大変おいしかったという話を書いてす。このような蕨の炒め物は北京でもハルビンでもお目にかからなかった、それで佳木斯市のホテルの服務員にワラビに良く似た野菜の炒めた物がうまかったので「この料理は何だ?」と聞いたら「蕨菜」と書いてくれたと書いています。中国東北でも所によっては「蕨」は食べるようです。
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by sakaijiu1 | 2009-06-20 21:51 | 貴州の食べ物