南開郷小花苗族の「赶花場」
2009年 10月 31日
毎年農業歴2月25日に、南開郷の三口塘で行われる「赶花場」という祭りについて、「中国古鎮游」という本に割と詳しい記述があります。「中国古鎮游」という本は旅行案内書なのですが、このガイドブックは「貴州」の巻については他の旅行案内書ではあまり触れていない民族について、そしてその風習などについても詳しく記述してあり、大変よい本だと思います。
「中国古鎮游」の「貴州・南開の章」の中に「赶花場」と言う祭りは、小花苗族の人達にとっては親戚や朋友に会う機会であるとも書いています。苗族は、山深い村々に住んでいるので、普段は往来はあまり多くないので「赶花場」は一年に一度親戚達や朋友達が一同に会する数少ない機会であるとのことです。また、昼近くになると火をおこし、食事の準備をし皆で食事をすると書いています。また、食事の習慣として以前は箸でなく、ひょうたんで作ったスプーンのようなもので、大きい木の椀に盛ったご飯をそのスプーンを皆で回しながら、そのご飯をすくって食べたと書いてありました。それで「伝伝飯」と言ったそうです。確かに他の祭りで、食事を持参して食事をすると言う光景はあまりない事かもしれません。この祭りに来るため2,3時間かけて来る人も多いようで、そういう点からも食事持参でなければ無理かもしれません。この本には「赶花場」の写真も何枚か掲載されているのですが残念ながらカラーでないこと、印刷もよくないのでよく分かりません。また、何時頃撮影したのかも不明です。
私が08年に「赶花場」行った時には、たき火をして食事の準備をするというような光景は見ることはできませんでした。しかし、この日のために昼ご飯を持参して食事をしている家族やグループはよく見ました。当日も祭り目当ての物売りや簡単な食事を出す移動販売の店舗も多かったですが、そこで食事する人は殆ど見かけませんでした。皆自分たちで昼ご飯を持参して、食べていました。
お願いして私も食べさせてもらおうとしたのですが、ご馳走を分けてもらうのは申し訳ないと思ったのと、代わりに上げる物も何も持っていなかったので頼むのはやめました。
「中国古鎮游」の「貴州・南開の章」の中に「赶花場」と言う祭りは、小花苗族の人達にとっては親戚や朋友に会う機会であるとも書いています。苗族は、山深い村々に住んでいるので、普段は往来はあまり多くないので「赶花場」は一年に一度親戚達や朋友達が一同に会する数少ない機会であるとのことです。また、昼近くになると火をおこし、食事の準備をし皆で食事をすると書いています。また、食事の習慣として以前は箸でなく、ひょうたんで作ったスプーンのようなもので、大きい木の椀に盛ったご飯をそのスプーンを皆で回しながら、そのご飯をすくって食べたと書いてありました。それで「伝伝飯」と言ったそうです。確かに他の祭りで、食事を持参して食事をすると言う光景はあまりない事かもしれません。この祭りに来るため2,3時間かけて来る人も多いようで、そういう点からも食事持参でなければ無理かもしれません。この本には「赶花場」の写真も何枚か掲載されているのですが残念ながらカラーでないこと、印刷もよくないのでよく分かりません。また、何時頃撮影したのかも不明です。
私が08年に「赶花場」行った時には、たき火をして食事の準備をするというような光景は見ることはできませんでした。しかし、この日のために昼ご飯を持参して食事をしている家族やグループはよく見ました。当日も祭り目当ての物売りや簡単な食事を出す移動販売の店舗も多かったですが、そこで食事する人は殆ど見かけませんでした。皆自分たちで昼ご飯を持参して、食べていました。
お願いして私も食べさせてもらおうとしたのですが、ご馳走を分けてもらうのは申し訳ないと思ったのと、代わりに上げる物も何も持っていなかったので頼むのはやめました。
by sakaijiu1
| 2009-10-31 18:01
| 貴州省と少数民族