中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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貴州省について

貴州省は別名「黔」とも呼ばれ、黔東南、黔西などと地名として現在でも使われています。中国では車のナンバープレートは省毎に古い呼び名が現在でも使われており、貴州ナンバーの車は黔、河南省は豫、山東省は魯、山西省は晋、湖南省は湘など古い呼び名で表示、区分されています。

貴州という呼称は宋代から定着したそうで、それ以前は矩州と呼んだそうです。
貴州省は「山8分、水1分、地1分」と形容されるように雲貴高原に属し、山岳地帯ですが、省西部、省東南部に行くと河川も多いです。

貴州省はカルスト台地なので、石灰岩が長い間に亘り侵食され出来た舞陽河、馬嶺河など峡谷も多く、その景観は見事で一見に値します。最近では、この渓谷美を楽しみながらの河下りのツアーが人気だそうです。

貴州省は山岳地帯ですが「水1分」と形容されるように、州南西部は都柳江、清水江など河川も多く、水も豊富で稲作地帯でもあります。この流域沿いには多くの少数民族が住んでいます。

史記に記載されているという「夜郎国」、成語「夜郎自大」でも知られる「夜郎国」は貴州西北部にあったとされ、史記の「史記西南蛮伝」には、漢の時代「武帝」が夜郎国の王に金印を授けたという記載があるそうです。西漢末に夜郎国は漢に滅ぼされたとの事。

金印は雲南省の王、その当時は「氵」プラス「真」の国王にも授けられ、これは現存し雲南博物館に展示されています。現在夜郎国の遺跡の発掘も行われているようですので、日本で金印が出てきたように夜郎国に授けられた金印もそのうち出土するかも知れません。

貴陽市の中心部の様子。

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by sakaijiu1 | 2007-07-10 02:21 | 貴州省