中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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大学生の就職難

ここ数年中国では大学生の就職が大変難しいこととなっているようです。また、新卒大学生の初任給も以前と比べると大幅に下がっているようです。

大学生の就職難の理由のひとつは2000年以降中国の大学の入学定員が大幅に増え、大学への進学率が以前と比べ大きく増えた結果です。ある資料によれば2000年度の大学卒業生の数は107万人、01年は115万人、02年には145万人、03年には212万人、05年には338万人、06年には413万人、07年には413万人と爆発的に増えています。08年度の大学卒業生予定者の数は560万人とのこと。

このように大学生の数が大幅に増えた結果、ここ数年の大学生の就職率は70%前後に低迷しているそうです。また、大学生の初任給も以前に比べだいぶ低くなってるようで、06年度は大学生の初任給は800元から1200元が一番多かったとの報道もあります。多くの大学生は月2000元程度の賃金を希望しているようですが、以前と比べ希望する賃金の職に就くことが出来る大学生は極めて少ない。

留学生の引率などで中国の大学にも行く機会も多いのですが、中国の大学もいくつもの大学が統合して規模を拡大している場合や単科大学が総合大学へとなる場合も多いようです。また、大学の設備も大変豪華になっています。

今回貴州を訪れた際に訪問した貴州師範大学凱里学院もその名前が示すように以前は教師を養成する大学だったのですが、4年制の総合大学へと変わったそうです。

卒業後は小学校の先生となる予定の学生達と話す機会があったのですが、貴州省では小学校の先生の初任給は1000元位だと話してました。00年頃は山西省の農村での小学校の先生の給料は400元くらいでしたから先生の待遇も以前に比べ大部改善されたと思います。

ある資料によれば中国では大学生が入学から卒業までに必要とする費用は最低15万元だそうですが、今後も大学生の就職難は大きな社会問題となりそうです。
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by sakaijiu1 | 2008-10-03 23:26 | その他