中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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カテゴリ:中国の義務教育( 1 )

中国では今年度の秋季(9月)から都市部でも義務教育段階で学費や雑費が徴収されることが無くなり、ようやく中国全土で義務教育段階での無料化が実現しまた。農村では07年度春から雑費や教科書代が無料となり、寄宿舎費についても経済的に困難な小中学生の生活費を一部補助する政策も実施されました。既に06年度から西部地区では学費と雑費が無料化されていましたが、今回三年の経過措置を経てようやく中国全土で義務教育段階での無料化が実現したわけです。

「中国山村教師」黄専会著(人民文学出版社1944年8月)という本があります。この本は中国の農村の教育の現状をリポートしたもので、「希望工程」というプロジェクトが大きな反響を呼んだ背景や支持を受けた原因を描いています。

この本なかで著者は中国政府の教育に対する財政投資が少ないことを批判しています。そして次のように書いています。1994年5月の段階で全国で公費で購入された車両代やその維持費として145億元支出され、この金額は前年比37%増であり、この金額は年々増えつつあり、購入される車両も年を追う事に豪華になっていると。 また、中国全国の大型・中型のレストランでの売り上げの6割から7割は公費による宴会など収入によるものと思われると。1994年で公費により飲み喰いに費やされた費用は800億元にのぼると。(p210)このように使われる無駄な公費が農村の教育ため使われるべきであると書いています。
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by sakaijiu1 | 2008-12-29 01:13 | 中国の義務教育