中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
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中国の小吃

中国語で「小吃」といわれる食べ物があります。特に貴州省は少数民族が多いので「小吃」と呼ばれる食べ物は大変豊富で、種類も非常に多いようです。

貴州省で「羊肉粉」あるいは「牛肉粉」と呼ばれる米で作った麺は大変おいしいです。羊の肉やその羊でだしを摂ったスープの使い、羊の肉がトッピングされている場合は「羊肉粉」で牛肉の場合が「牛肉粉」です。

貴州省は石灰岩が多くカルスト台地なので羊を飼っているのも多いので、羊も良く食べられるようです。羊の肉を煮込んだ鍋料理もあります。

米で作った麺は、湖南省、雲南省や広東省や広西チワン族自治区など中国南西部で広く食べられているようです。

雲南省では「米線」と呼ばれています。私は20年程前雲南省昆明市に半年ほど住んでいたことがあり、良く米線を食べていました。「過橋米線」は、米線の食べ方の一種類で、米線も幾つかの食し方があります。熱い夏などは、米線に冷たいタレをかけて食べる食べ方もあります。

貴州では羊肉粉や牛肉粉が一般的で、一杯4元から5元です。最近の物価高で1元程高くなったようです。以前は3元から4元でした。牛肉は水牛の肉も多いようです。

貴州でもは蕨も食べるようですが、蕨の根からとった澱粉で作った蕨根粉という麺もあります。春雨のような食感ですが、色は春雨ほどは白くなくやや灰色かかってます。これもナカナカ美味しいです。

日本も米文化ですが、どういう理由なのか米から作った麺はなかったようです。
もち、粽、団子、オコワなど米を加工した食べ物は多いのですが、米の麺は日本にはないようです。これは不思議です。

羊肉粉  ここは一杯6元で他の店より値段が高い。 中国では麺類の量は重さで決めます。 普通盛りの場合は200gで大盛りが250gです。

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by sakaijiu1 | 2008-01-30 01:30 | 貴州の食べ物
貴州省鎮遠県報京郷に住むトン族の村には「三月三日」と言う祭りがあります。比較的に早い時期から外国人にこの祭りは開放されていたようで、多くの本にもこの祭りについての記載があります。

ご存知の方も多いとおもいますが、90年初めまでは中国には未開放地区というものがあり外国人が何処でも自由には、立ち入りが出来ず、観光も出来なかったのです。

ここ報京は80年代初め頃の早い時期に多くの日本人もここを訪れ、本などにもこの祭りのことを書いています。梅棹忠夫対談集「中国少数民族を語る」や古島琴子著「西南中国の少数民族-生活文化をさぐる旅」(サイマル出版会)などで報京の「三月三日」の祭りの件が描かれています。

私は05年に念願が叶いこの三月三日の祭りを見学してきました。この祭りは三日間に亘り行われます。最近多いようですがこの祭りは地方政府の幹部や地元政府の幹部の姿もなく、ここの村人だけで行われていました。観光客も特に多くもなく地元の人中心で昔ながらに行われているようでした。特に二日目からは観光客も少なくなりお勧めです。


報京郷トン族の村


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トン族の三月三日の祭り

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by sakaijiu1 | 2008-01-28 14:35 | 貴州省と少数民族

再び革家族について

革家族は現在貴州省黄平県に最も多くすんでいるそうでが、「頭戴太陽的土民」 絜平著という本は、黄平県の革家族について書いたものです。

その本の中に大変興味ある記述があります。1949年の新中国成立以来多くの専門家が黄平県を訪れ革家族の歴史や生活を研究しその成果を発表したそうです。

なかでも1950年に黄平県を調査した中国の著名な社会学者・民俗学者である費孝通教授は「革家族は一つの民族である」との見解を述べたそうです。「革家族は苗族でなく、別の一つの民族である」と。

それまでは、革家族は苗族の一支族とされていた。費孝通教授以外にも遼族の末裔であるとの見解を示す人も多く革家族は現在中国で認定されている55の少数民族には属さない別な民族だとと主張する人も多いそうです。 

革家族がまったく新しい民族と認定される日が来るかもしれません。


革家族の村と家 若い人は広州など沿海地方に出稼ぎに行く

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革家族は稲作民族で、田植えを手伝う子供達。村で見かける人はお年寄りと子供だけでした

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by sakaijiu1 | 2008-01-24 15:19 | 貴州省と少数民族

革家族

貴州省の少数民族苗族に属する革家族という呼ばれる人達が居ます。貴州省黄平県を中心とした地域に約4万人位すんで居るそうです。

「神秘中国」(王 新建主編)という本の中に、この革家族について大変興味深い記述があります。
中国の伝説上の時代である「尭帝」の時代には、天上に10個の太陽が突然現れた時、翠という英雄が現れ、得意の弓で9個の太陽を射落とし国を救ったという伝話があるそうです。

革家族にもこれと同じような伝説があるとの事。ただし革家族は天上に現れた太陽は7個だそうです。革家族は弓矢を崇拝する習慣があるそうで家にはその弓矢を祭ってあるそうです。また、革家族のロウケツ染めは太陽が中心としてデザインされ、太陽と赤い弓と白い弓矢を描いてあるそうです。

革家族の家には紅白の弓矢を祭る習慣があり、帽子には白い弓を象徴する物がついています。
そのような事から、この本の中では著者は革家族は翠の後裔ではないのかという説を唱えています。

中国貴州省凱里から黄平県。バスで約2時間。黄平県から楓香塞までタクシーやバスを乗り継ぎ約一時間。その後バイクで30分。徒歩で2時間。


革家族の帽子は太陽を表しているとの事で帽刺してあり、白いものが矢。



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黄平県の街で見かけた革家族。この人達の服装は既婚者。 

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by sakaijiu1 | 2008-01-19 20:06 | 貴州省と少数民族

貴陽市

貴州省の省都は貴陽市です。貴陽市も中国の他の都市と同じで、高層ビルや超高層マンションが林立し、省都であることを実感します。貴州省では人口の約35%が、苗族、布族、水族などの少数民族が占めるそうですが、貴陽市内では民族衣装を着た人を見かけることはまずありません。

00年頃にはなかったのですが、ケンタッキーなどの外資系のファストフード店も出来き、家族連や若い人で大変な賑わいです。他の大都市で見るスターバックスや真鍋珈琲館などの珈琲店はまだ貴陽市では見かけません。

貴陽市内にはケンタッキーの店はかなり多くみかけますが、マクドナルドはまだ貴陽市にはないようです。
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中国を観光していて困ることは、歩き疲れた時に市内にちょっと休憩出来る場所がなかったことです。最近は都市部には、ファストフードの店や喫茶店が出来たので大変便利になりました。

茶館は「大十字」という通りに一軒あります。茶館の中国茶も最近種類も豊富ですが、結構な値段です。所により中国風のインテリアで内装された喫茶店なども増えていますが、貴陽市内では見かけません。

貴陽市の中心部。貴陽市のタクシーは市内一律10元。バスは一元
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by sakaijiu1 | 2008-01-11 03:02 | 貴州省

中国の本屋

中国では以前は、本屋といえば国営の中華書店しかありませんでした。現在では、個人経営の本屋や民間資本の本屋も増え、中国に旅行に行った際には本屋を覘くのが楽しみの一つです。

大都市には中国語で「書城」と言う、ビル全体が本屋であるような大規模書店も増えています。
貴陽市内にも「万巻書店」という大規模店舗があります。店内にはベンチも置いてあり、その椅子に座り長時間にわたり読書する人も多く見受けます。店員の対応も、丁寧で、親切ですし、店の中も大変きれいです。本の並べ方も日本には見られないような並べ方をしています。本の種類や店内にある本の数も大変豊富で、一日中店内に居ても飽きません。

貴州省には「貴州民族出版社」と言う出版社がありますが、その出版物のみを主に扱う本屋もあります。その隣には貴陽市では唯一とも言うべき「茶館」があります。本屋を覘くのに疲れたら、その茶館で一休みするのが楽しみの一つです。

日本で中国関係の本を扱う本屋は数も少ないし、値段が高すぎるので中国に行った際には、必ず本屋を覘き、本を買うのが楽しみです。日本では見ることの出来ない本も数多くあります。また、当然のことながら日本には紹介されることのない本もまた数多いです。

以前貴陽市には本屋が延々と並ぶ夜店があったのですが、現在はどうなんでしょうか。
夜店の本屋には海賊版や発禁処分となり普通の本屋では入手できない本も並び、手に入りますので重宝します。

書店内部。椅子に座り読書している人も多い。


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by sakaijiu1 | 2008-01-08 01:28 | 貴州省