姉妹節について
2010年 01月 24日
「苗族婦女服装研究」(貴州民族出版社・席克定著)という本の中で、著者は姉妹節の起源や由来、また、何故姉妹節に姉妹飯を食べるのか、苗族の間に伝わる幾つかの説を紹介しています。
「姉妹飯」は、糯米を蒸してつくり、幾つかの色に染めたおこわだそうで、多くは紅、黄、緑、紫等五色に染めるそうです。
台江県革一郷に伝わる姉妹節の由来は「昔、ある村に美しい未婚の娘が沢山いたそうです。その村に住む娘達は、私達が住む村は豊かで綺麗だが未婚の娘が多いのは何故と考え、皆で相談の結果、お金を出し合い姉妹飯を作り、遠くの村から若者を招いたそうです。姉妹節の日には闘牛や芦笙や競馬なども催し若者をもてなし大変に賑やかだったそうです。遠方から来た若者が多く、その若者が帰路お腹が空いても大丈夫なようにと「姉妹飯」を土産に持たせたそうです。その後、若者達は「姉妹飯」のお礼にとその村を又訪れ、「姉妹飯」のお礼にと布や針や糸を娘達に贈り感謝の意を表したそうです。これを機に娘達と若者達の交流が始まり、その後、その娘達は皆結婚した」とのことです。
施秉県のある苗族の村には、「昔、ある村では、若い男達は皆山に開墾に出掛け、村には若い娘だけが残されたそうです。そこで村の長老が若者達と娘達が知り合う事が出来るようにと考えて、娘達に「花花飯」を作るように言い、その「花花飯」を食べれば蚊に刺されない、花花飯は蚊を防ぐと言い広めるように言ったところ、山の若者はその事を聞きつけ、村に来て「花花飯」を食べたそうです。それを機会に交流が始まり、結婚した」というような話が伝わっているそうです。
この姉妹飯を食べると蚊に刺されない、姉妹飯は蚊を防ぐという話は他の苗族の村にも伝わって居るそうです。
「姉妹飯」は、糯米を蒸してつくり、幾つかの色に染めたおこわだそうで、多くは紅、黄、緑、紫等五色に染めるそうです。
台江県革一郷に伝わる姉妹節の由来は「昔、ある村に美しい未婚の娘が沢山いたそうです。その村に住む娘達は、私達が住む村は豊かで綺麗だが未婚の娘が多いのは何故と考え、皆で相談の結果、お金を出し合い姉妹飯を作り、遠くの村から若者を招いたそうです。姉妹節の日には闘牛や芦笙や競馬なども催し若者をもてなし大変に賑やかだったそうです。遠方から来た若者が多く、その若者が帰路お腹が空いても大丈夫なようにと「姉妹飯」を土産に持たせたそうです。その後、若者達は「姉妹飯」のお礼にとその村を又訪れ、「姉妹飯」のお礼にと布や針や糸を娘達に贈り感謝の意を表したそうです。これを機に娘達と若者達の交流が始まり、その後、その娘達は皆結婚した」とのことです。
施秉県のある苗族の村には、「昔、ある村では、若い男達は皆山に開墾に出掛け、村には若い娘だけが残されたそうです。そこで村の長老が若者達と娘達が知り合う事が出来るようにと考えて、娘達に「花花飯」を作るように言い、その「花花飯」を食べれば蚊に刺されない、花花飯は蚊を防ぐと言い広めるように言ったところ、山の若者はその事を聞きつけ、村に来て「花花飯」を食べたそうです。それを機会に交流が始まり、結婚した」というような話が伝わっているそうです。
この姉妹飯を食べると蚊に刺されない、姉妹飯は蚊を防ぐという話は他の苗族の村にも伝わって居るそうです。
by sakaijiu1
| 2010-01-24 22:05
| 苗族と祭り