西江千戸苗塞について
2009年 07月 04日
新聞の報道によれば西江千戸苗塞では、今年4月から村に観光目的で入る場合には一人に付き100元(2010年4月までは60元)を徴収するとのことです。100元を払い村に入場すれば、村の中にある西江苗族博物馆、西江農民画展示馆、西江鼓藏头祭鼓堂などの見学が出来て、毎日何度か定時に行われる歌や踊りも参観が出来るそうです。また、去年の国慶節前からは村の全ての家々や村の通りは夜になると灯りをともすようになったそうで、その夜の西江千戸苗塞の写真は日本の某新聞にも載っていました。
08年3月村の様子。昼ですが
私が西江千戸苗塞に行ったのは昨年3月ですが、わずか一年の間でも随分と様変わりしたものです。その時には西江苗族博物馆、西江農民画展馆、西江鼓藏头祭鼓堂などは、まだ出来てませんでした。観光客が来ると広場での踊りの披露はありましたが、改めて中国の農村部での急激な変化には驚かされます。
村の中にある広場。観光客が来るとここで踊りなどが披露された。
貴州省内の高速道路網も整備され、西江千戸塞通じる道路も舗装されこともあり、千戸苗塞を訪れる観光客もここ数年急激に増えているようです。貴陽市から高速道路を利用して凱里市経由で西江千戸苗塞までは約4,5時間で行けるので村を訪れる観光客も多く、一部の報道ではある黄金週間に20万人もの人が来たそうです。
西江千戸苗塞のバス亭 バス停の隣は招待所となっている
入村に際して一人100元という料金は、日本人などの旅行客にとってはそれほどの金額ではないかも知れませんが一部の中国人にとってはやはりかなり高く感じるようで、批判も出ているようです。村のバス停附近の「西江邮政招待所」は宿泊も可能で一人部屋が20元位、「苗家乐」と呼ばれる村の民宿が一泊一人20から40元ですから100元はかなりの値段です。これ機に他の観光地でもこのような形式での料金徴収が多くなるかもしれません。
中国少数民族誌 鈴木 正祟著 (三和書房)という本によると日本人の一団が最初に雷山県西江千戸苗塞(当時は雷山県西区)を訪れたのは1983年だそうです。残念ながらその本には鮮明な村の写真は掲載されていませんが、当時の村の様子を写真で見ると村の急激な変化と変容をつくづく感じるしだいです。
08年3月村の様子。昼ですが
私が西江千戸苗塞に行ったのは昨年3月ですが、わずか一年の間でも随分と様変わりしたものです。その時には西江苗族博物馆、西江農民画展馆、西江鼓藏头祭鼓堂などは、まだ出来てませんでした。観光客が来ると広場での踊りの披露はありましたが、改めて中国の農村部での急激な変化には驚かされます。
村の中にある広場。観光客が来るとここで踊りなどが披露された。
貴州省内の高速道路網も整備され、西江千戸塞通じる道路も舗装されこともあり、千戸苗塞を訪れる観光客もここ数年急激に増えているようです。貴陽市から高速道路を利用して凱里市経由で西江千戸苗塞までは約4,5時間で行けるので村を訪れる観光客も多く、一部の報道ではある黄金週間に20万人もの人が来たそうです。
西江千戸苗塞のバス亭 バス停の隣は招待所となっている
入村に際して一人100元という料金は、日本人などの旅行客にとってはそれほどの金額ではないかも知れませんが一部の中国人にとってはやはりかなり高く感じるようで、批判も出ているようです。村のバス停附近の「西江邮政招待所」は宿泊も可能で一人部屋が20元位、「苗家乐」と呼ばれる村の民宿が一泊一人20から40元ですから100元はかなりの値段です。これ機に他の観光地でもこのような形式での料金徴収が多くなるかもしれません。
中国少数民族誌 鈴木 正祟著 (三和書房)という本によると日本人の一団が最初に雷山県西江千戸苗塞(当時は雷山県西区)を訪れたのは1983年だそうです。残念ながらその本には鮮明な村の写真は掲載されていませんが、当時の村の様子を写真で見ると村の急激な変化と変容をつくづく感じるしだいです。
by SAKAIJIU1
| 2009-07-04 02:54
| 貴州省と少数民族