革家(人偏あり)人の銀飾りについて
2009年 11月 13日
中国文聯出版社から出版された「头戴太阳的土民--黄平革家」と言う本があります。2004年に出版された本で貴州省黄平県に住む少数民族である革家人の歴史やその文化、習慣について書かれた本です。
革家人の場合銀飾りは、頭に着ける銀飾り、首に付ける銀飾り、手に着ける銀飾りの3種に分かれると書いてあります。(十一 銀飾り p49) 特に首飾りの場合には大きい田螺をかたどった物を身に付けるが、その大きい2つの田螺は互いに口を向けあっており、その意味するところは永遠に仲むつまじく、また永遠に分かれないことを象徴しているとの事。また、もう一つの大きい丸い輪の首飾りには、龍や魚、鳥と太陽、太陽を守る蜘蛛が刻印してあるとの事。また、間に見える銀の首飾りからは九種類の刀や矛、剣等の武器がぶら下げてあるがこのことは歴史上、革家人は大きな戦争を経てきた事と関係を示すものである等。かなり詳しく革家人が身に着けるその見事な銀飾りについて解説してあります。この写真を見ると革家人が盛装の際に身に着ける銀飾りの持つ意味が、よく理解出来ます。身に着ける銀飾りは未婚、既婚の区別はないようです。
田螺を表す銀飾りすぐ分かると思いますが、丸い銀飾りの下から一番長く下まで延びているのが九種類の武器を模した銀飾りです。この本によれば大きな耳飾りもするとの事でしたが、この時はしてませんでした。蚕の形をした耳飾りもあるとのことです。
この人は既婚者ですが、首飾りに関しては違いはないようです。
楓香村の様子。革家人は稲作民族だそうで家の周りは田圃が多い。田では鯉などの魚も飼う。
革家人の場合銀飾りは、頭に着ける銀飾り、首に付ける銀飾り、手に着ける銀飾りの3種に分かれると書いてあります。(十一 銀飾り p49) 特に首飾りの場合には大きい田螺をかたどった物を身に付けるが、その大きい2つの田螺は互いに口を向けあっており、その意味するところは永遠に仲むつまじく、また永遠に分かれないことを象徴しているとの事。また、もう一つの大きい丸い輪の首飾りには、龍や魚、鳥と太陽、太陽を守る蜘蛛が刻印してあるとの事。また、間に見える銀の首飾りからは九種類の刀や矛、剣等の武器がぶら下げてあるがこのことは歴史上、革家人は大きな戦争を経てきた事と関係を示すものである等。かなり詳しく革家人が身に着けるその見事な銀飾りについて解説してあります。この写真を見ると革家人が盛装の際に身に着ける銀飾りの持つ意味が、よく理解出来ます。身に着ける銀飾りは未婚、既婚の区別はないようです。
田螺を表す銀飾りすぐ分かると思いますが、丸い銀飾りの下から一番長く下まで延びているのが九種類の武器を模した銀飾りです。この本によれば大きな耳飾りもするとの事でしたが、この時はしてませんでした。蚕の形をした耳飾りもあるとのことです。
この人は既婚者ですが、首飾りに関しては違いはないようです。
楓香村の様子。革家人は稲作民族だそうで家の周りは田圃が多い。田では鯉などの魚も飼う。
by sakaijiu1
| 2009-11-13 00:47
| 革家族について