中国貴州省とそこに住む少数民族の事を主に書いてます。また、希望工程を通して見た中国農村部の教育の現状や中国の農村の様子についても書いてます。


by sakaijiu1
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最強の希望小学校

今回の四川地震で倒壊しなかった希望小学校のことが中国のメディアやネットで話題になっています。その希望小学校は今回の地震で大きな被害を受けた震源地にも近い北川県曲山鎮海光村にあり、1998年に建設された「劉漢希望小学校」と名付けられた学校です。

「漢龍集団」という企業が50万元を寄付し、地元政府が7万元(20万元との報道もあり)を負担して3階建て、総面積約1200㎡、教室の数は12教室ある規模の学校が建設され1999年10月から使用が開始されたそうです。

地震があった時間には、学校内には児童483名(11クラスと学前班が3クラス)と教職員28名が居たそうですが、1人の児童が天上から落ちてきた電燈で軽い怪我をした以外は怪我人は無く、4歳から12歳までの児童と教職員は全員無事に避難したと報道されています。(08.05.028南方日報電子版)

震源地に近いにもかかわらず、校舎には亀裂も入ったようですが、建設から約10年も経っているのに、校舎や寄宿舎も倒壊しなかったため1人の犠牲者も出さなかったこの小学校は注目の的となり、賞賛の的となっているようです。

この学校の建設単価は一平方メートル400元だったそうですが、ネット上で紹介しているこの学校の写真を見るとやはり立派な正門もあります。グランドも比較的広いようです。教室棟以外には寄宿舎棟と教職員用の宿舎があったとの事ですが、それぞれの建物の規模や詳しい単価や内訳は分かりません。

校舎の建設に際しては、「漢龍集団」側は鉄筋の太さや量、コンクリートの質やその強度には基準を設け、その通りに実施するよう要求したとことです。

この学校を建設した工事関係をぜひとも探しだして表彰すべきだという書き込みや今後学校を建設する場合には、この業者を指名して工事を請け負わせるべきだというような書き込みが数多く寄せられてます。

「漢龍集団」という企業が資金を提供して建設された希望小学校は、この希望小学校以外には4個所あるそうですが何れも今回の地震で倒壊のような大きな被害は無かったそうです。

希望工程により建設された学校はなかなか立派で農村では一際目立ちます。これは大連の企業の資金で建設された希望小学校。
f0141553_264038.jpg

[PR]
by sakaijiu1 | 2008-06-03 00:48 | 中国の農村と学校